2012年07月08日
エンプティボール
2012年第1回エンプティボウルフェスティバルin十勝おびひろ
介護付有料老人ホーム「シルバーシティ十勝おびひろ」において平成24年7月8日(日)帯広では初めてとなる第1回エンプティボウルフェスティバルin十勝おびひろを開催いたしました。
エンプティボウル(Empty Bowl 空の器)とは、スープやパンなどの簡単な食事を手作りの器で振る舞い、それを10ドルで買って手元に置いてもらい、世界の飢餓をいつも忘れないための運動です。1990年米国ミシガン州で始まった食糧難や病気に苦しむ人々を救済する事業です。帯広開催での益金は帯広市社会福祉協議会に贈呈することになります。米国からは代表団として、2011年エンプティボウル組織委員会会長キャサリン・ペイトンさん、ハンプトン大学の美術教授アンプフ・アンティさん、米国陶芸家協会会員、陶芸家、たなかあきこさんが来日されました。
シルバーシティ十勝おびひろ、川瀬園長の開会宣言にて、記念すべき帯広での第1回目のエンプティボウルフェスティバルが開催されました。
陶器販売のコーナーでは、シルバーシティ十勝おびひろのご入居者をはじめ、ご来館のたくさんのお客様にご協力をいただきました。
午後からは早川健さんのクロマティックハーモニカ、波塚三恵子さんのピアノ、お二人の素敵な演奏をお楽しみいただきました。
ラウンジでは、茶道裏千家淡交会帯広支部佐藤宗美社中にご協力をいただき、野点にてお茶会を開き、米国代表団の皆様にも参加をしていただきました。
米国エンプティボウル組織委員会代表団歓迎レセプション
エンプティボウルフェスティバル終了後、ホテル日航ノースランド帯広にて米国代表団の歓迎レセプションが行われました。株式会社太平洋シルバーサービス北海道、代表取締役池本雅明より歓迎の挨拶が行われ、続いて帯広市社会福祉協議会、会長畑中三岐子様より代表団歓迎のごあいさつをいただきました。その後、代表団団長、キャサリン・ペイトンさんよりご挨拶がありました。帯広信用金庫執行役員本店長、高橋嗣明様の乾杯のご発声のもと、歓迎レセプションが始まりました。
地元帯広のよさこいチーム「むらむらむらあず」による迫力ある勇壮なよさこい踊りの披露。続いては、藤澤昌隆さんによりますオカリナ演奏。伴奏はピアノとベースで、ピアノは中村静代さん、ベースは中村稔さん。 とても穏やかで優しいオカリナの音色と藤澤さんの軽快なお話に会場の皆様は魅了されました。
歓迎レセプションも終盤にさしかかりました。川瀬園長より帯広市社会福祉協議会、会長畑中三岐子様へ、エンプティボウルの益金の目録贈呈、そして、米国代表団よりシルバーシティ十勝おびひろへ絵画の贈呈。最後に、ご入居のお客様や施設運営の応援団の皆様より代表団の皆様へ花束が贈呈されました。終始、和やかな雰囲気で歓迎レセプションを終了することが出来ました。
エンプティボウルフェスティバル、米国エンプティボウル組織委員会歓迎レセプションの翌日 、7月9日(月)、代表団の皆様は帯広市役所、そして、エンプティボウルの開催に多大なるご支援をいただきました池田町生きがいセンター、帯広美術工芸学院を表敬訪問しました。帯広市役所では、嶋野副市長より、是非、今回の活動は継続的に行って欲しいという強い要望をいただきました。また、池田町の生きがいセンターでは、ご高齢ながら元気に作業をしている光景や数々の素晴らしい陶芸作品に代表団の皆様も驚きと感動を実感されたご様子でした。また、帯広美術工芸学院の美術展示品にも大変興味をお持ちのようでした。代表団の皆様は7月10日(火)北海道を離れ東京へと向かわれました。



























